セーラー プロフィット21について知ろう!~左利きのためにつくられたレフティ万年筆~

投稿日: フォーマット アサイドカテゴリー セーラー, 万年筆


セーラー万年筆のプロフィット21は、セーラー万年筆の中でも人気シリーズの一つです。

様々な人が万年筆を利用していく中で作られたのが “レフティ(左利き)”  の方 向きの万年筆。

今回は、セーラープロフィット21のレフティ万年筆について紹介していきます。

1.セーラー プロフィット21の特徴

 

1978年に初めて発売され、以来、多くの万年筆愛好家に支持されてきました。

以下の特徴により、プロフィット21は人気のある万年筆の選択肢となっています。

1-1.高品質な書き味

セーラーの伝統的な技術と工芸品の精度が結集した製品です。
ペン先の「プレシジョンポイント」技術により、正確で滑らかな書き味を実現しています。

1-2.上品なデザイン

シンプルで洗練された外観が特徴です。
クラシックで本格的なデザインが魅力的で、幅広いユーザーに人気です。

1-3.豊富なバリエーション

プロフィット21シリーズには、異なる素材、カラーリング、限定版モデルなどのバリエーションがあります。
個人の好みやスタイルに合わせて選択できる幅広いラインナップが魅力です。

1-4.耐久性と信頼性

耐久性があり長く使えるように設計されています。
高品質な素材と丁寧な製造技術により、信頼性の高い製品として評価されています。

1-5.手入れの容易さ

メンテナンスが比較的容易であり、使い勝手の良さがあります。
インクの交換や清掃などの作業が簡単に行えるため、長期間にわたって快適に使用できます。

2.レフティ(左利き)が万年筆を使用する際のデメリット

左利きの人が通常の右利き向けの万年筆を使用する際には、いくつかのデメリットが生じることがあります。

2-1. インクのにじみ

万年筆に限った話ではありませんが、左利きの方が文字を書く場合、進行方向が逆になる為、書いた文字の上をなぞることになり、インクがにじんでしまうことがあります。

2-2.書き味の不快感

ペン先の形状や角度が一般の方向けに設計されているため、左利きの人が使うと書き味に違和感を生じる場合があります。
特に特殊なペン先の形状や角度のある万年筆では、書きにくさを感じることがあります。

3.万年筆とレフティ万年筆の違い

大前提として、右利きの人と左利きの人とでは書く方向が違います。

右利きの人は右から左へとペン先を“引く”書き方を前提としていますが、左利きの人が利用する場合は、筆記の方向上“押し”書きをすることになります。

そのため、左利き用の万年筆は左利きの人がより快適に書くことができるように、ペンの角度やインクの流れ、グリップのデザインなどが左利きに合わせて改良されています。

これにより、左利きの人でもスムーズに書くことができる万年筆となっています。

3-1.ペン先の形状と角度

通常の万年筆は一般の方向けに設計されており、ペン先の角度を左手での持ち方に合わせていません。
一方、レフティ万年筆は左利きの人向けに設計されており、ペンポイントの形状やペン先の角度が左手での持ち方に合わせて微調整されています。

3-2.インクの流れ

左利きの人が万年筆を使用すると“押し書き”でペン先に負担をかけ、インクフローが悪くなる可能性があります。
レフティ万年筆では、ペンポイントの形状を左利き用に変更することで、左利きの人でもクリーンな書き込みができるようインクフローをコントロールしています。

ex.セーラー万年筆「プロフィット21レフティ」広告より

3-3.ボディやグリップの形状

レフティ万年筆は左利きの人の手にフィットするように設計されており、ボディやグリップの形状が左利きの人に合わせて調整されています。
これにより、握りやすく書きやすいデザインが特徴となっています。

 

4.セーラー プロフィット21 レフティ万年筆のラインナップ

SAILOR プロフィット21 レフティ 万年筆 ブラック

 

SAILOR プロフィット21 レフティ 万年筆 マルン

 

 

5.他社ブランドのレフティ万年筆

万年筆選びで最も重要なのは、自分の好みに合った万年筆を選ぶことです。

以下では、セーラー プロフィット21のレフティ万年筆に比べ、万年筆を使ったことのない初心者向けで、値段もお手頃で手に入れられるレフティ万年筆を紹介していきます。

 

①Pelikan ペリカン ペリカーノJr(ジュニア)シリーズ

軽量かつバランスの取れたデザインであり、左利きの方が疲れずに長時間書くことができる万年筆です。

インクの流れを最適化するために設計されており、書く際にスキップやカスレの少ない滑らかな書き心地となっています。また初心者が余分な力をペン先にかけないようにグリップが設計されています。

 

Schneider シュナイダー Base ベース シリーズ  

 

人が快適に使えるようなデザインとなっており、軽量感とグリップ感が特徴となっています。
また、価格がリーズナブルなのはもちろん、カラーバリエーションも豊富で、普段使いにお勧めしたい万年筆です。

 


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